ソフウェーブ

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作用機序

コラーゲンとエラスチンの再生成を誘発し、リモデリングによるタイトニング効果が得られます。フラクショナル状に照射するため、健常組織は残されつつ、迅速な創傷治癒が促されます。熱による凝固面はドットではなく、長さ4mmの円柱状に凝固形成されるため、ベクトルで加熱することが可能です。しわに沿ったタイトニングに適しています。

同期平行型超音波ビームとは？

並列した7個の接触型トランスデューサーから同時に、円柱状の熱を出します。独自技術SPERB™（スパーブ）によって高強度の超音波エネルギーを真皮中層に照射します。
照射面が広いため、カバレッジが高いのも特徴です。

実際の照射イメージ

図のようにクーリング（水色で示した箇所）することによって、表皮を傷つけずに高強度の熱エネルギーを皮膚内に入れることが可能です。アメリカの学会では、コラーゲン線維は、58℃付近で収縮し始めて65℃で変性すると発表されています。
また、63℃から70℃の熱を3〜4秒加熱することは、コラーゲンリモデリングに関して最適であると言われています。ソフウェーブはこれらの利点を完全におさえています。

安全に照射できる理由

• 集束させる必要がない

  独自のトランスデューサー構造により、散乱少なく高強度の超音波を皮膚内にダイレクトに照射できます。ハイフの場合は集束させて超音波を集める必要があり、照射するカートリッジの中で水を媒介するためクーリング機能を付けられませんでした。ソフウェーブはこれを改善し、皮膚にダイレクトに照射することを可能としました。

• 周波数 10−12MHzをキープ

  真皮2mmを超えたあたりで超音波が減衰するため、神経・皮下に影響が少ない最も安定した周波数で照射します。ハイフに比べ、神経損傷が非常に少なく安全な治療機器です。

• 組織の不均一性の影響を受けにくい大きな接触面

  皮膚への接触面積が大きいことで、組織の不均一性による影響を少なくしています。皮膚の状態や凹凸の影響が受けづらい設計になっています。
  構造の影響が無い＝個体差が出来にくいということです。

• コンタクトクーリング機能「Sofcool™（ソフクール）」で表皮を保護

  皮膚の保護

  Sofcool™（ソフクール）は、表皮〜真皮上層への加熱を防ぎ、皮膚を保護します。皮膚表面は一番温度が高くなるため、熱損傷のリスクがありますが、コンタクトクーリングが搭載されたことで、表皮を保護しつつ、真皮が最も高温になるように工夫されています。

  加熱領域のコントロール

  熱を入れると、熱が連動して表皮に上がってくるのですが、上がってこないように表面の温度を一定温度で冷やすことで、熱ボリュームを真皮中層に閉じ込めておける仕組みになっています。

  痛みのコントロール

  表面をクーリングすることで熱連動を起こさせないため、熱刺激を緩和することができます。

エネルギー堆積のモニタリング

メーカーでは、熱量が「合計どれくらい入っているか」が重要と発表されています。トランスデューサーから出ているエネルギーと戻ってきたエネルギーの合計を計算して、実際に皮膚内に入ったエネルギー量をモニタリングすることができ、照射画面で確認できます。
また、7つの黄色いトランスデューサーの間には8つの温度計がついていて、接着面の温度変化を計測しています。表面温度の変化で皮膚に接着しているかを判断し、皮膚から離れるとエラーが出るように設計されています。