つらい「花粉症」や「アレルギー性鼻炎」を、
痛みのない安全なレーザー治療で手軽に改善できます
生活に支障を来す、わずらわしい「花粉症」や「アレルギー性鼻炎」を、レーザー治療で手軽に改善することができます。投薬治療による副作用の心配や通院も必要なく、簡単に快適な生活を手に入れることができます。
鼻炎・花粉症のレーザー治療について
鼻炎治療用レーザーを用い、鼻腔内の下鼻甲介粘膜(かびこうかいねんまく)部分にレーザー照射を行うだけの手軽で画期的な治療方法です。
通常、鼻炎アレルギーの方は、花粉やハウスダストなどのアレルゲン(アレルギーを引き起こす原因物質)をこの部分でキャッチし、アレルギー反応を起こしたために赤く脹れてます。 この炎症により肥厚した粘膜部分を、レーザーによって収縮させ瘢痕組織(はんこんそしき)でガードさせる治療方法です。つまり、ぶよぶよに腫れた粘膜を焼き、凝固させて縮めることで、空気の通りをよくするということです。
これによって、外から侵入した花粉や他のアレルゲンは、この粘膜部分でアレルギー反応を起こすことがなくなり、鼻炎の症状がよくなるというわけです。安全性は各種医学会でも実証済みです。
肥厚した粘膜部分にレーザー照射を行います
確かな効果や安全性を重視した治療とは
「花粉症」や「アレルギー性鼻炎」は、日々の生活に影響を与えるわずらわしい症状。日本人の約20%が発症しているともいわれ、手軽に受けられるレーザー治療は年々増えてきましたが、デリケートな粘膜への治療のため、効果や安全性が問われる治療でもあります。シロノクリニックでは、豊富な治療実績と最新のレーザー設備により、確かな効果、安全・安心を提供しています。
安全・安心な理由
30年以上にわたる治療実績
シロノクリニック開院当初から、花粉症やアレルギー性鼻炎にはレーザー治療が有効であることに着目していました。30年間以上、つらい症状に悩む患者さまへ治療を提供してまいりました。実際に治療を受けた方からは、「受けて良かった」「こんなにつらい症状が改善されるとは思わなかった」など、歓喜の言葉をいただいております。また、治療を受けられた患者さまからのご紹介で、新たにたくさんの患者さまにご来院いただいております。
確実な技術、確かな効果
炎症を起こしている下鼻甲介粘膜にレーザーを照射する際に照射漏れがありますと、症状が改善しなかったり、再度レーザー照射が必要になる場合があります。シロノクリニックでは、長年の豊富な経験を持つ医師による、照射漏れのない的確で丁寧な治療を提供しています。
花粉症のメカニズム
花粉症は、アトピー性皮膚炎やぜんそくなどと同様、アレルギー疾患の一つだといわれています。アレルギーとは、体に入り込んだ異物を撃退する身体の防御反応が過剰な状態をいいます。 アレルギーを引き起こす原因物質をアレルゲンといい、花粉症の場合は、スギを代表とする植物の花粉がアレルゲンとなります。 花粉は、目や鼻の粘膜から侵入しやすく、目や鼻、喉など「首から上」の症状が主となりますが、熱っぽさや倦怠感(けんたいかん)などの全身症状を伴う場合もあります。
主な症状
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、顔や首の皮膚のかゆみ
その他の全身症状
だるさ、熱っぽさ、倦怠感、イライラ感、集中力の低下など
鼻炎・花粉症の治療方法
従来の鼻炎治療
従来は、症状を和らげるためにさまざまな薬を使用する治療方法、もしくは外科的な治療方法が行われてきました。下記に、アレルギー性鼻炎の中でも日本人の約20%が発症しているともいわれる「花粉症」の治療を例に、従来の治療方法と比較します。
保存的療法
一般的に花粉症の治療に用いられている方法は、抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤、ステロイド剤などの薬を、花粉シーズン中に限り服用して症状を抑える内服療法と、ステロイド噴霧薬などの外用療法があります。
これらの治療方法は、とりあえず症状を軽減させる対処療法のため、症状を抑えることはできますが、長期的・継続的に使用しなければなりません。強い薬のため、眠気を誘ったり、胃腸や肝臓、腎臓の機能障害を起こす危険性もあり、ステロイド剤などは副作用を起こすこともあります。また、リバウンドで症状が悪化する場合もあります。
その他の治療として、花粉のシーズンオフに、アレルギーの原因となる花粉のエキスを少量ずつ体内に注射し、抵抗力を高めて、徐々に花粉のエキスを増やしていくことで、それに対する過敏な反応を減らしていこうという治療方法もあります。体質や症状に応じて治療結果が出にくかったり、逆にアレルギーが強くなったりする危険性もあります。治療期間が1~3年と、長期にわたることも難点です。
外科的療法
手術によって、アレルゲンに過敏に反応する下鼻甲介粘膜を除去・焼灼していくものです。電気メスなどで下鼻甲介粘膜を切除する方法のほかに、電気凝固法、化学物質を粘膜に注入して焼いてしまう下鼻甲介化学剤治療などがありました。
しかし、これらの方法は全身麻酔が必要であったり、治療中や治療後に出血する可能性があり、身体への負担も大きいものでした。また、治療後に腫れや痛みが強く出る場合が多く、持続性もあまり期待できないため現在ではあまり行われていません。
アレルギー性鼻炎に画期的な効果をもたらすレーザー治療
レーザーによる鼻炎治療は、ここ最近になって確立されてきた新しい治療方法です。鼻炎治療用レーザーを用い、鼻腔内の下鼻甲介粘膜(かびこうかいねんまく)部分にレーザー照射を行うだけの手軽で画期的な治療方法です。
下鼻甲介粘膜は、花粉やホコリをキャッチする部分で、ここが過敏に反応して炎症を起こすため、この炎症により肥厚した粘膜部分を、レーザーによって収縮させ瘢痕組織(はんこんそしき)を作ります。つまり、ぶよぶよに腫れた粘膜を焼き、凝固させて縮めることで、空気の通りをよくするということです。
これによって、外から侵入した花粉や他のアレルゲンは、この粘膜部分でアレルギー反応を起こすことがなくなり、鼻炎の症状がよくなります。
治療後はしばらくの間、鼻の粘膜の一部がカサブタのようになって、鼻炎の症状が一時的に強くなる場合もあります。鼻がつまったり、水っぽい鼻水が出やすくなる場合もありますが、一過性の症状のため徐々に落ち着いていきます。2~3週間経ってカサブタが取れると、鼻炎の症状は極端に軽くなっていきます。それまでの鼻炎の症状がうそのようなすっきり感をご実感いただけます。
また、症状が軽い方には、半導体レーザーなどのソフトレーザーを用いて、低反応レベルレーザーを用いて治療を行います。これは、頸部(けいぶ)の星状神経節(のどの下にある神経が合流している部位)や鼻腔の粘膜にソフトレーザー光を当てる治療方法です。
麻酔科で行ういわゆる神経ブロックを、無痛レーザーで行うようなもので痛みもありません。レーザー治療は、出血がほとんどない治療なので、治療後の副作用もありません。
簡単な表面麻酔を用いて治療を行い、治療時間は10分程度で終了します。
治療時期の目安
レーザーの効果が出るまで1カ月程度かかるため、花粉症の場合、花粉が飛ぶ1~2ヶ月前の早期治療が効果的です。通年性のアレルギー性鼻炎の場合は、ダニやちり(ハウスダスト)、ペットの毛、フケなどが主なアレルゲンになり、症状が一年中続くこともあるため、いつでも治療を行っています。
治療後の注意事項
治療後3~4週間程度、さらっとした水っぽい鼻水が出やすくなります。一時的な反応のため、徐々に消失していきます。鼻を強くかみ過ぎると、粘膜のカサブタが剥がれてしまうため、ゆっくりと優しくかむようにしてください。
また、粘膜にカサブタがあるため違和感がありますが、自然に剥がれるまで無理にとらないようにしてください。