肥満遺伝子検査
太る・痩せるといった要因には、「体質」「遺伝子」など、個人個人に異なる要因があります。肥満遺伝子検査は、遺伝子情報に基づく検査のため、日本人の97%が保有する4種類の肥満遺伝子を調べることで、身体のどこに脂肪がつきやすく、どの運動が合うのかを知ることができます。
肥満遺伝子検査は、一人ひとりに最適で効率の良い「たった一つの一生続けられるダイエット法」を提案いたします。
肥満遺伝子検査のメリット
● 太る原因をわかりやすく解説
● 体のどこに脂肪がつきやすいかが分かる
● 生活習慣病をどう予防すれば良いかを把握
● 中長期的な体重管理・健康管理に役立つ
● 自分だけの「一生続けられるダイエット法」が判明
肥満遺伝子検査の特徴

肥満遺伝子分析
両親から受け継ぐ遺伝子のどちらかに変異があるのか、両方に変異があるのかを分析。(遺伝子の影響の出方によってご家族でも結果が異なります)
効率の良い最適なダイエット法と改善点
現在のBMI、最適なBMI、最適で効率の良い「具体的なダイエット法や改善点」を伝授。
タイプ別のライフスタイル
遺伝子の特徴、体型の特徴、食事の傾向、理想の食生活、効率の良いダイエット法、最適な運動など、ダイエット成功への鍵を解説。
肥満遺伝子の種類

りんご型
ベータ3アドレナリン受容体遺伝子(β3AR)
日本人の約34%がこのタイプに当たります。このタイプの方は、1日当たりの基礎代謝量が非保有者より200キロカロリーほど少ないことが明らかになっています。
体型的には、お腹回りが「ぽっこり」と出っ張っているのが特徴で、糖分を分解するインスリンの分泌力が低い傾向にあります。そのため、このタイプの方は、インスリンの分泌を促す糖分の摂取を控える必要があります。○発生しやすい病気/糖尿病、高脂血病、脂肪肝など


洋なし型
UCP1遺伝子
日本人の約25%がこのタイプに当たります。このタイプの方は、1日当たりの基礎代謝量が非保有者より80~100キロカロリーほど少ないことが明らかになっています。
体型的には、腰や太ももといった下半身に皮下脂肪が蓄積されやすいのが特徴で、食事療法による減量効果があらわれにくい傾向にあります。お食事の際、脂肪の摂りすぎに注意する必要があります。○発生しやすい病気/子宮関係の病気、ガンなど


バナナ型
ベータ2アドレナリン受容体遺伝子(β2AR)
日本人の約16%がこのタイプに当たります。このタイプの方は、1日当たりの基礎代謝量が非保有者より200キロカロリーほど高いことが明らかになっています。
体型的には、ほっそりとしていて太りにくいのが特徴で、筋肉が付きにくい上に落ちやすく、太るのが困難な体質です。肥満遺伝子というよりも「逆肥満遺伝子」と呼ぶ方が適切でしょう。○発生しやすい病気/低血圧、うつ病、心臓病など


アダムとイブ型
りんご、洋なし、バナナの3種類いずれにも該当が無いタイプです。生活習慣が原因で太るのが特徴で、適切な摂取カロリーを保つことが大切になります。

検査の流れ
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STEP 1: 細胞を採取
棒タイプの採取具で、頬の内側の細胞をクリニックで採取します。
※検査結果は約2~3週間でクリニックへ届きます
【提出いただく書類】
●同意書 -
STEP 2: レポートに沿った「ダイエット法」を解説
後日ご予約日に、医師より結果レポートをもとにした「たった一つのダイエット法」を解説します。
●肥満遺伝子分析報告書
レポートには肥満遺伝子検査による対処法・アドバイスが含まれます
治療費
肥満遺伝子分析
方法・範囲 | 料金(1回) |
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1回 | 11,000円(税込) |
よくあるご質問
Q. 肥満遺伝子ってなに?
A. 日本人の97%が保有する4種類の肥満遺伝子(りんご型、洋なし型、バナナ型、アダムとイヴ型)を調べます。身体のどこに脂肪がつきやすいかなど、自分の体質を把握し、具体的なダイエット方法や改善点を知ることで、体重管理や健康維持に役立ちます。
Q. 検査前、気をつけることはありますか?
A. 検査前の1時間は、飲食、歯磨き、喫煙を避けてください。
Q. 検査結果はどれくらいでわかりますか?
A. 検査結果は2~3週間程度でクリニックに届きます。
Q. 遺伝子検査の結果はどれくらいの確実性がありますか?
A. 遺伝子検査は、症状や個人を診断するものではなく、あくまでも遺伝的傾向を学術論文ベースで解析したもので、3~5割の要素を持っていると言われています。
7~5割は後天的要素(生活習慣、環境)が形成しますので、必ずしも一致するとは限りません。遺伝子検査には、病気などを診断するものと、遺伝的傾向を調べる検査の2種類がありますが、本検査は遺伝的傾向を調べる検査となります。