複数のレーザーを使用することで、ほくろの状態に合った丁寧な治療を行います
ほくろとは「母斑細胞母斑」とよばれる母斑、黒あざの一種です。その母斑細胞母斑の中で、比較的小さいもの(直径1センチ前後以下のもの)は俗称として“ほくろ”と呼ばれています。ほくろの部位によっては老けて見えたり、外見的に気になったりと、見た目の観点から除去を希望される方が多くいらっしゃいます。長年悩み続けた顔や体のほくろは、レーザー治療で皮膚に負担をかけずに除去することが可能です。
ほくろ除去治療の特徴
シロノクリニックでは『跡が残らないように消す』をモットーにしています。
切除して縫合するといった外科的手術は、1回の治療で終了し、取り残しがほとんどないため、再発が非常に少ないのですが、凹んだ傷跡が残ってしまいます。
レーザー治療の場合、皮膚に負担をかけずに除去することが可能です。ほくろの凹み跡が残らないよう、熟練した医師が複数のレーザー機器で数回に分けて丁寧にほくろを取り除いていきます。
主に「炭酸ガスレーザー」を照射して、皮膚に含まれる水分とともに、ほくろの組織を蒸発させて取り除くという方法が基本です。さらに、大きさや形状により「Qスイッチルビーレーザー」でほくろの色素を取り除くなど、複数のレーザーを使用して丁寧に取り除いていきます。
【安心の5年保証制度】
ほくろは、根が深い場合は再発の可能性がございます。再発でご来院される患者さまも少なくはありません。
ほくろが再発された場合は、治療開始から5年間を期限として、無料で治療させていただく保証制度がございます。(別途お申し込みの必要はございません)
ほくろ除去の治療方法
ほくろの除去は、ほくろの基である母斑細胞を完全に取りきることが必要となります。
特に顔のほくろは、できるだけ傷を残さないために必要最小限の範囲だけを除去することが重要です。
完全に母斑細胞を除去し、傷をできるだけ残さないためには、皮膚に含まれる水分とともにほくろの組織を蒸発させることができる炭酸ガスレーザーが効果的です。炭酸ガスレーザーは、ピンポイントで深く母斑細胞を除去することができるため、ほくろの除去に適しています。水に吸収されやすいという特徴があるため、皮膚に0.1秒照射しても皮膚の表面で吸収されて深く入ることがなく、ほとんど傷を残しません。 少しずつ少しずつ削っていくイメージだとお考えください。
大きいほくろや根の深いほくろの場合は、一度に取ってしまうと皮膚に負担がかかりすぎて、凹みが残る場合があります。 例えば、「他の病院でほくろを取ったのですが、傷が残ってしまいました。先生、何とかなりますか?」と相談に来られる患者さまがいらっしゃいます。このような場合は、大きなほくろを1回で取ってしまったケースが多いようです。
シロノクリニックでは、数回に分けて徐々にほくろを縮めて取り除きます。
跡が残らない、安全で確実な治療を受けることが大切です。
レーザーでほくろがとれるメカニズム
1. ほくろに、レーザー光線を0.1秒程照射します。
2. ほくろの組織内の水分が、レーザー光を吸収して膨張します。このときほくろの周囲の血管が、凝固作用で一瞬のうちに固まるため、出血はありません。
3. 膨張したほくろの細胞は、内圧によって一瞬のうちに蒸散します。
4. ほくろの深部に色素細胞が残っていれば、完全に色素がなくなるまで、症例数豊富な医師の目で確認しながら複数回照射します。
ほくろ除去の症例写真
施術の説明:炭酸ガスレーザーでほくろを削る治療を行います。
施術の副作用(リスク):赤み、化膿、色素沈着、傷跡、陥没、再発の可能性があります。
施術の価格:8mm以上のほくろ1個 88,000円(税込)
計測により1mm 11,000円~(税込) 5年間保証
施術の説明:炭酸ガスレーザーでほくろを削る治療を行います。
施術の副作用(リスク):赤み、化膿、色素沈着、傷跡、陥没、再発の可能性があります。
施術の価格:(写真の4個の場合)66,000円(税込)
計測により1mm 11,000円~(税込) 5年間保証
施術の説明:炭酸ガスレーザーでほくろを削る治療を行います。
施術の副作用(リスク):赤み、化膿、色素沈着、傷跡、陥没、再発の可能性があります。
施術の価格:2mmのほくろ1個 22,000円(税込)
計測により1mm 11,000円~(税込) 5年間保証
治療費
項目 | 方法・範囲 | 料金 |
---|---|---|
Qスイッチルビーレーザー 炭酸ガスレーザー ※横浜院のみQスイッチヤグレーザー/炭酸ガスレーザー使用 | 直径1mm以内1コ | 11,000円(税込) |
直径1~2mm以内1コ | 22,000円(税込) | |
直径2~3mm以内1コ | 33,000円(税込) | |
直径3~4mm以内1コ | 44,000円(税込) | |
直径4~5mm以内1コ | 55,000円(税込) | |
直径5~6mm以内1コ | 66,000円(税込) | |
直径6~7mm以内1コ | 77,000円(税込) | |
直径7~8mm以内1コ | 88,000円(税込) | |
8mm~1コ | 88,000円(税込) | |
以上一律 | 88,000円(税込) |
※治療開始より5年間保証
ほくろ除去治療の副作用・リスク
治療全体に関する副作用・リスク
治療中・治療後に予期しない合併症が生じる可能性があります。
治療は継続的かつ反復的に行うことでより効果を発揮するため、複数回の施術が必要となる場合があります。
治療に対する反応や効果には個人差があり、体質や病変部の状態により治療の効果が微弱または出にくい場合や、治療後の副作用(色が濃くなる2次性色素沈着や瘢痕化、化膿など)が生じる場合があります。
医師による術後の腫れやダメージ、ダウンタイム、内出血の程度、その解消に関する説明はあくまでも平均的な予測であり、同じ治療をした場合でも、過程や回復までの期間、反応の程度、アレルギー反応を含む合併症のあり方などは、体質や病変部の状態により異なります。
レーザー治療の副作用・リスク
赤みや腫れ、乾燥、熱感、色素沈着、痛みなどが一時的な反応として生じ、数日残る可能性があります。
稀な副作用として、水疱形成、痂疲形成、色素脱失、肝斑増悪、瘢痕などが生じる可能性があります。
レーザー治療により現れる可能性のある二次性色素沈着は、数か月かけて徐々に軽減していきます。
よくあるご質問
Q. ほくろを除去するには、どのくらいの料金がかかりますか?
A. 1ミリ11,000円(税込)で提供しております。5年間の保証制度を設けているため、再発した場合は無料で治療を行います。
Q. ほくろ除去は、1回の治療で取り除けますか?
A. 治療の回数はほくろの大きさや深さにもよります。1回でほくろを取ろうとすると跡が残る場合があるため、シロノクリニックでは数回に分けて丁寧に治療を行います。
Q. ほくろ除去の治療時に痛みはありますか?
A. 痛みはそれほど強くはないと思います。痛みがご心配な方には、ご希望によりシロノクリニックオリジナルの麻酔クリームやテープなどを使用し、痛みを和らげながら治療を行います
Q. ほくろ除去は、レーザー治療とメスを使う治療のどちらが適していますか?
A. どちらにもメリットがあります。レーザー治療のメリットは、最終的な仕上がりが目立たないことと、“切る”という恐怖がないことです。メスで切り取る場合のメリットは、1回の治療で必ず終了すること、取り残しがほとんどないので再発が非常に少ないこと、悪性が疑われる場合に顕微鏡による細胞の検査が可能なこと (病理検査)です。ただし、治療後の傷跡が目立つケースが多いのが難点です。
シロノクリニックでは“跡を残さない”をモットーにし治療を行いますので、皮膚に負担をかけないように丁寧にレーザーでほくろを除去します。
Q. ほくろ除去のレーザー治療後、どのような状態になりますか?
A. レーザー治療直後は、ほくろの箇所が白く浮いたようになり、状態によっては目立たない肌色のシールを貼る場合があります。その後、かさぶた状態になります(かさぶたは元々あったほくろと同じ大きさなので、治療前に比べてより目立つということはありません)。
このかさぶたは大抵の場合、1週間以内にはがれて薄くなります。化粧は、シールの上からであれば可能ですし、かさぶたが乾いていれば問題ありません。最初のジュクジュクしている状態に限り、治療部分へのファンデーションはお控えください。
Q. 身体にあるほくろの除去もできますか?
A. 可能です。ただし、身体は顔に比べて代謝が遅い部分のため、治療間隔を一定期間空けてから治療を行う場合があります。顔に比べ時間がかかるケースがほとんどですので、予めご了承ください。
Q. 以前、他のクリニックで除去したほくろが再発しました。この場合でも治療はできますか?
A. もちろん可能です。 シロノクリニックには5年間の保証制度がありますので、再々発に関してもご安心ください。
監修医師
医師
徳永 真理
Mari Tokunaga
シロノクリニック 銀座
経歴
- 東京女子医科大学医学部卒業、同年 東京大学医学部付属病院研修(内科、皮膚科)
- シロノクリニック入職
- シロノクリニック銀座院 院長に就任
- 銀座院医師として従事
所属学会・資格
・日本レーザー医学会認定医
・日本美容皮膚科学会
・日本抗加齢医学会専門医
その他
・サーマクール認定医
・ウルセラ認定医
・ドクターシーラボ開発顧問&認定医師
代表医師
総院長
城野 親德
Yoshinori Shirono
シロノクリニック 恵比寿
経歴
- 1988年慶應義塾大学医学部卒業
- 1995年シロノクリニックを開業・総院長に就任
- 1999年ドクターシーラボを設立し、取締役会長に就任
- 2008年企業家ネットワーク 第10回年間優秀企業家賞を受賞
所属学会・資格
・日本レーザー医学会
・日本形成外科学会
・日本抗加齢医学会
・日本皮膚科学会
・日本美容皮膚科学会
・日本美容外科学会
その他
・サーマクール認定医
・ウルセラ認定医
日常のケア
治療後の数日間は炎症止めの薬、美白剤をご使用ください。また、色素沈着を予防するために顔や腕、首筋など肌が露出する部分には、しっかりと日焼け止めを塗ってください。
安心してご来院ください
治療は痛くないですか?
シロノクリニックでは、独自に研究開発したオリジナルの塗る麻酔をはじめ、ブロック麻酔、導入麻酔、冷風機によるクーリングシステム(冷却法)、鎮痛剤など各種ご用意しております。美しくなることに伴う苦痛を取り払い、快適な美容医療を実現します。
安全ですか?
定期的な医療機器の整備と、安全性の実証された薬剤の提供。患者さまの肌に触れるものはすべて滅菌・消毒することで、クリーンな環境で安全に治療を受けていただけるよう、徹底管理しています。さらに、リラックスできるアロマの香りなどで、患者さまが居心地よく過ごせるよう常に配慮していきます。
初めてなので不安です…
シロノクリニックではカウンセリングをとくに重視しています。お悩みをじっくりとお聞きし、経験豊富な医師が症状を的確に診断します。お一人お一人のお悩み・症状に合った治療をご提案し、無駄な治療をお勧めすることは一切ありません。どんなことでもお気軽にご相談ください。
本当に治るのですか?
治療は、「結果」で応えるものです。シロノクリニックでは、すべての治療をまず複数の医師が体験し、患者さまにとって何が一番いい治療なのか議論を重ね、治療メニューを決定しています。言葉の奥に秘められた患者さまのお悩みを理解し、いかに解決できるかを考え、ベストを尽くします。